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<<   作成日時 : 2006/06/22 00:15   >>

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このところ歴史絡みの議論が多くあります。教科書を見ると、その理由もたちどころに分かります。十分な数の史実が並んでおらず、学者先生と教師の講釈が延々と垂れ流されるだけですからね。特定アジアの教科書になると更に顕著ですが、日本も同類です。「現代人、現代史を知らず」って揶揄されて当然です。

格闘ゲーマーも似ています。「格闘ゲームのゲーム史(勝負史、賭博史)における位置」、「格闘ゲームがどんな仕組み(機械、人間ともに)で動いているのか」、「深みがある格闘ゲームとそうでないものの決定的な差は何か」などなど、一見どうでもよさそうだけど知っておいた方が話の種くらいにはなりそうなことまで知っている人は少数です。実際に自分で作ってみた上で、格闘ゲームの出来について語ってみようなんて人はもっと少ないです(僕もそうですね)。上と同じように言ったら、「格闘ゲーマー、ゲーム史を知らず」です。

しかし、「格闘ゲーマー」っておかしな響きですよね。まるで勝負師(≒ギャンブラー、ゲーマー)の一種のようです。前にも同じ事を書きましたが、どうせなら「格ゲーファン」か「格ゲーオタ」の方が適切です(ここではそれを踏まえた上でわざと「ゲーマー」って書いてますよ)。勝負師の中には、肉体をあまり使わないものだと、相場師、山師、棋士などがありますが、そこに格闘ゲーマーが並ぶと、なまじ他がスリリングであるせいで、余計にみすぼらしく見えてしまいます(ナンパ師よりしょぼいかも)。皮肉で言うのではなしに、マジになってるのを見ると、笑うことさえ困難です。

ところで、「歴史なんて俺には関係ないよ」と考える人は多いと思います。でも、実際はそうでもないらしいぞということを前に書きました(ソニーのところ)。これは、日本国憲法においてさえ言えるようなのです。

プリンシプルのない日本プリンシプルのない日本
白洲 次郎

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この中にはこんな一節があります。

「原文に天皇は国家のシンボルであると書いてあった。翻訳官の一人に『シンボルって何というのや』と聞かれたから、私が彼のそばにあった英和辞典を引いて、この字引には『象徴』と書いてある、と言ったのが、現在の憲法に『象徴』という字が使ってある所以である」(帯より)

どこの教科書にも出てこないような人がこんなことをやってのけているのです。彼はこのところ脚光を浴びていますが、世の中、有名なら素晴らしいというものでもないようです。それにしても何が凄いって、言うことを言っているのに加えて、ガツンと誰が見ても納得するようにやるべきことをやってのけているところです(他にも凄いことやってます)。この本の中にある手記は、あまり公開を目的としてはいないらしく、ゴツゴツして聞こえもあまり良くはないのに、それさえもが魅力を引き立てています。実績を持った彼が言うからこそ最高の価値が生まれるのです(何も裏付けがなかったら誇大妄想に成り下がります)。悔しいことに、彼自身、美男子で人相風体もガツンとカッコいいんです。これだけの人なら表現の美醜なんか気にかける必要もなかったんでしょうかね。僕が飾ることを心がけてしまうのは、容貌がパッとしないゆえに表現で補完しようとするがごとき哀れな意図を隠し持っているからかもしれません(見た目ってのは大事ですね)。でも、僕も、彼が言うところの「プリンシプル」だけは持っているつもりです。

ゲームに戻ります。ゲームの中の一要素(バグとか)に一喜一憂する人は多くいますけど、もしかすると、それも、名前が表に出てこないプログラマーの方の気まぐれなコードのコピペから生まれたものなのかもしれません。“symbol”と「象徴」はバグだかどうだか判断しかねますが、世の中、あるものはあるんだから仕方ないわけで、上手に付き合う方法を模索する方が有益だと思います。でも、もし改善する機会があって、自分にその力もあったとしたら、そうすべきでしょうね。ちなみに、僕個人の主義は「ダメなら諦めて、より良い道をとっとと探す」です。

参考:
白洲次郎(Wikipediaより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%B4%B2%E6%AC%A1%E9%83%8E

ギリシア名言&書評
http://liquidmetal.at.webry.info/200606/article_23.html

勝負について
http://liquidmetal.at.webry.info/200606/article_12.html

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