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<<   作成日時 : 2006/11/07 23:22   >>

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時にはライブなことも良かろうと思います。11月7日にかの鈴木孝夫大先生(むしろ教祖)とお会いし、インフォーマルな話を伺うことができたので、このことについて書きます。受験生の方などの参考になれば幸いです。

まず、この方に関しての情報を参照されるのが有益でしょう。以下のリンクを読んでみてください。

鈴木孝夫
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%AD%9D%E5%A4%AB

鈴木孝夫とは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CE%EB%CC%DA%B9%A7%C9%D7

「森鴎外」と「日本の良さ」
http://liquidmetal.at.webry.info/200607/article_14.html


言葉や文化に関しての著作で有名です。岩波あたりから出てる本を読まれた方も多いのではないかと思います。また、試験問題に採用されることも多いので(1年で200万円近い収入になるくらいだとか)、知らず知らずのうちに文章に触れたことのある人の数は膨大です。ちなみに、国語便覧ではなぜか「評論家」として紹介されています。ご本人は、「評論家になれるものならなりたい。なぜなら、その方が講演料が高くなるから」とおっしゃっていますが、ともかく言語絡みの領域では最も有名な方と言っても良いほどです。

この方、とにかく毒気が強くて面白いんです。著作や文章からはそう思われないかもしれませんが、立川談志や毒蝮三太夫を想像してもらえれば外れません(ご本人も、「学者にならないで講談師になっていたらどれだけ儲かったことか」とおっしゃってました)。言われなければ80歳にはとても見えないほどの艶やかな肌や鋭い眼、狙いの分からないレザーパンツや派手な首飾りに強い毒気ですから、ちょっと面くらいました。しかし、すぐに惹きつけられ、幾つもの興味深い話を伺うことができました。

思い出せる範囲で書いてみます。あくまで僕が再構成しているので、細部は元の発言とは一致しません。

「自分は超が付くほどの極右」

(出されたソーセージ入りスープに対して)「美味しいですね。これ、人肉ですか?」

「無能なドイツ語教師はソーセージにでもしてしまえばいい、って委員会で言ってやったんだ」

「アメリカに初めて留学したとき、当初は船で行く予定だったが、朝鮮戦争の影響でアメリカに帰還する空の飛行機に乗っていくことになった。このとき、機内で『アメリカは飛行機を安定させるためのバラスト代わりに日本人を乗せただけだ』と反米演説をしてやったんだ。そしたらMPにしょっぴかれた」

「パールハーバーといい9・11といいアメリカは数千人の自国民を犠牲にしてでも世界にデモンストレーションするところが素晴らしい。日本人にはできないだろうけど、僕がトップになったらやるかもしれないな」

「“Can I help you?”なんて英語の教科書で習うけど、今日本に来る外国人はマップをしっかり携えているし、日本語も分かってる。占領時代にジープを乗り回してた米兵相手じゃないんだから、こんな時代遅れなことを教えても意味が無いよ」

「早稲田で誰だっけ?セクハラみたいので逮捕された教授がいたでしょ。早慶戦みたく、慶應からも誰か同じように逮捕された方が面白い。誰も立候補しないなら僕がやってもいいよ」

「言わなければいいことでも、言って摩擦を起こした方が面白い」

「大学では自然科学を教えるべきではない。人間に関わることが生きる上で本当に必要なのであり、この点において社会に出てからでは逆立ちしてもできないようなことこそを学ぶべきである」

僕の印象に残ったのはこんなところです。もちろん、これらは全ていわゆるブラックジョークですから、字面通りに捉えてはいけません。しかし、ソーセージやパールハーバーのことなんか、わざわざドイツ人やアメリカ人がいる前でぶっ放すのだから恐れ入ります。人肉のことにしても、普通の大学生の女の子に対して機能するジョークだとは思えません。恐らく、全て計算済みで、敢えて他人を強張らせて楽しむ性質を備えてらっしゃるのだと思います。僕などは笑えるので問題ありませんけど、誰か突っ込んでくれる相方でもいないと、なかなか受け入れられないかもしれません(突っ込みってのは、あれがあるおかげで笑いどころが分かるという側面もあります。聞き手のレベルが低い場合には必要)。実際、その場に居合わせた人の中には、引きつっていた人も少なくありませんでした。

本題は英語学習でしたが、これは身も蓋も無いことでした。要するに、英語と英語文化に強い興味を持ち、高い学習意欲を継続できる人以外は一切英語学習などする必要が無い、ということでした。僕もこれには納得します。問題は、「英語を学習すればハッピーになる」と妄想して止まない人達をいかに説得するかということだけだと思います。こういう観点からすれば、早期英語教育どころか義務教育の中の英語でさえ、クソほどの価値も無いことになります。まあ、授業でワイワイと英語遊びをしたところで、全く話せるようになるわけがないのは当然ですから、本当にこの通りです。どうしてもその言語が無いと生きられないくらいの環境に長時間コミットしなければ身にならないというのは、あらゆる言語学習に通用する常識であり、そう簡単に覆るものではありません(僕も経験的にこれをよく知っています)。こういうことを周知し、本当に必要な社会常識や共通感覚を重視する方が大事だと僕も思います。

それにしても思いました。自分の関心領域において、言行一致(文学かぶれの言い方をすれば「思想の生活化、生活の思想化」)を貫き続ければ、誰にも真似されない固有の世界を築き上げることができうるのかもしれません。一度きりの人生ですから、やりたいことをやりたい放題、法にだけは触れないようにやるのがベストに決まってます。それで少々の人間に嫌われたって、なーんも不都合ありませんって。

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