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zoom RSS 文系大学院総括

<<   作成日時 : 2007/02/01 14:13   >>

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文系大学院についてネガティブなことを多く書いてきましたが、ポジティブなことも最後に書いておきます。内容は現在大学3年の方向けです。

実利を抜きにすればメリットもあります。最大のメリットは、研究期間を長くできることと、院生という立場を使えることです。よほど熱心な学生でない限り、学部のうちだけで研究分野の全体像と自分の興味関心の位置づけを明確することは極めて困難です。就職活動を考慮に入れると、半年程度しか純粋に研究にあてる時間はありません(文系の場合)。これが、大学院に行って修士論文も書くとなると飛躍的に伸びます。そこに、院生として参加できる学会や研究会などを加えると、相当なものになります。結果的に、自分の研究分野で誰が何をやっているのか分かり、彼らと面識を持ち、そこそこ新しいことを残せるというわけです。

これの効用は、ずばり、「ああ自分は○○学を一応やったなぁ」という実感を得られるということにあります。これはなかなかスッキリします。もちろん、知らないことがどれだけ膨大にあるかということも同時に実感しますが、自分の仕事をやったんだという実感は確かにあります。ことによると、これは幾ら金を払っても得られないものかもしれません。

前に挙げた『養老院より大学院』のように、学問に未練を持つ人というのは案外多いのです。未練なんてものは抱えてたら気持ち悪いですから、精神の衛生からすると重要です。もっとも、金と時間のロスが新たな未練になることもありますが、人生設計が上手く行きさえすれば、それは解消することができます。学問の未練は、仕事を辞めないと解消できなかったりするので、文系院に進学する方が効率的でもあるのです。

広く一般に勧めることはしませんけど、就職先の保証がある場合や、食っていくだけのことには絶対に困らない自信のある方は行ってもいいんじゃないかなと思います。ただし、修士号があるから給与が増えるなんてことはありません。初任給が1万円高くても、1〜2年働ける期間が短いですから損です。

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