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zoom RSS 形式に笑う者、泣く者

<<   作成日時 : 2007/01/16 17:01   >>

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無事に修士論文を提出することができました。ついでに、締切直前の阿鼻叫喚も観察してきました。

修士論文の提出間際は色々なことがあります。例えば、何年か前には、研究室のメンバー総出になって、1秒でもロスしないために提出する部屋の前の廊下に座り込んで穴あけやファイリングの作業をして、それでもなお間に合わず、女の子が泣き叫びながら厳格に閉ざされたドアを叩いたといいます。とにかく誰も彼も必死なので、何かしら起きることが期待できるのです。

幸か不幸か、僕が見てる前でも似たようなことが起きました。提出に際しては形式を満たしていないとその場で付き返されてしまうのですが(直して時間内に出せば大丈夫)、期限の1分前くらいに「背表紙が不備」と言われてしまい、その場で提出する全てのファイルに背表紙を付けようとするも当然間に合わず、呆然と立ち尽くす人がいました。それからしばらく事務の人と扉の前で睨み合いを展開するも、結局ダメだったようです(最後までは見ませんでした)。無事に間に合って手続きを済ませた人たちが所属研究室の仲間たちの拍手に迎えられ始めると、一層に絶望感が際立っていました。

つまるところ、内容よりも形式が大事なことも多いのです。しかるに、形式の重要性というのはほとんど教えられません。大学に入学したら何の知識も無いままレポートを求められ、それを矯正もされないまま多くの人が卒業していきます。論文作成手順、発想法と称する授業はありますが、本当に形式そのものをトレーニングする授業が無ければ当然かもしれませんが、これはやはり好ましいことではありません。絵画における額装のように、しかるべき形を整えてこそ見る者にとって心地良いものができるのであり、それが全てに優先するということを教えるのは大学が担う当然の役割だと僕は思います。

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結局、こういう本を手元に置いて、編集記号を表示させながらワードの使い方を独習するしかありません(場合によってはTeX)。ワードといえども使いこなすのは簡単ではないので(インデント絡みの他、アウトラインレベルなども使いこなせる人はあまりいません)、必須科目にしたらどうかなと僕は常々思ってます。もしくは、形式90点、内容10点とかに設定してしまうというのも有効でしょう。

服装やテーブルマナーに始まり、文章作法のイロハを装備しても絶対に損はありません。これまでの繰り返しになりますが、こういうことが命運を決定付けるものなのです。

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