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zoom RSS 比喩に呑まれる者

<<   作成日時 : 2007/03/09 02:34   >>

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小説を読んでいて気に入った一節を見つけました。

音楽音楽
三島 由紀夫

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 それから青年は、お得意の文学的修辞で、自分のことを、「氷柱だ」とか、「マンモスの化石の一片だ」とか、「自意識だけ備わった透明な機械的怪物だ」とか、「人類の最後の男だ」とか、さまざまな比喩を用いて説明したが、もちろんそれでわかるわけもなかった。(『音楽』 P.136より)

思わず噴き出してしまいました。就職活動が本格化する中、多くの面接官もこんな気分になっているのでしょうか。僕も、きっとここでの「青年」と同じくしていたのではないかと思います。自分が「青年」になっていないか常に気をつけたい限りです。

時々挿入される文弱の徒への軽やかな批判が、僕にとって、三島作品の読後感を爽快ならしめることに寄与しているのだけは間違いありません。たかが読書、されど読書。もしかすると、読書を通じて、自分を突き放して戯画化することを楽しんでいるのかもしれません。

自分の読書スタイルを確立している限り、「趣味:読書」って書いても何ら問題無いと思います。なぜなら、それが相手にどう受け取られるかはさておき、自分自身を十分にそこからアピールできるからです。就職活動中の皆様、自信を持って「趣味:読書」と記入しましょう。マニアックで毒々しければ毒々しいほど良いのではないかと思います。ただし、それが奏功するかどうか僕は保証できませんので、これだけは肝に銘じておいてください。

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